先月の大教会長あいさつ

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【2008.7.22】本島大教会教会長会議

教会常時活動を通じ、行事後の丹精を

本島大教会長 片山幹太(かたやま かんた)

 御本部ではいよいよ「こどもおぢばがえり」そして「学生生徒修養会高校の部」と、夏の行事が始まります。それに向けてのご丹精、誠にありがとうございます。

 丹精については、行事後のことにも心を置いて勤めて頂きたいと思います。

 「こどもおぢばがえり」も2年前は少年会本部より「10万人の増員」を打ち出され、久しぶりに30万人を越えました。本島も前年を大幅に上回る少年会員と育成会員の帰参者増加の御守護を頂きました。昨年は「全教会からの帰参」を打ち出され、これもまた前年を超える数の教会から参加がありました。おぢばより打ち出されるお言葉に後押しして頂いている気がします。

 そこで今年は「常時活動の推進」という目標をお打ち出し頂いています。少年会員が年に1度の「こどもおぢばがえり」だけでなく、月々教会に足を運んで、お道の教えにふれる。親神様とつながる、そういう活動をしっかりとさせて頂きたいと思います。

 今日は東京で成功されている、ある方の回顧談をご紹介したいと思います。

「私は長野県の貧しい農家に生まれました。この貧しさでは、いくら考えても一生貧乏だと思い、に家出をしようと考えました。ある朝、いつも母親が起きる1時間前に起きて階段を降りていくと、その日に限って、母親はもう台所で水仕事をしていて、『お赤飯を炊いておいたから食べて行きなさい。』と言ったのであります。赤飯を口に入れたのではありますが、どうしてもを通りません。それを見た母親が、『起きたばかりで食べたくないのなら、おにぎりにしてあげるから持って行きなさい。』と言ってくれたので、その赤飯のにぎり飯を門口で受け取り、逃げるようにして、真っ暗な道を急いだのであります。」

 つまり、貧乏から家を出ようとする息子の変化を、お母さんは感じ取っていて、何も言わずにお赤飯を作り、さりげなく子に渡したんですね。

 この方は、その後成功されましたが、今でも何かの催しのときや節目には、必ず赤飯の握り飯を作るのだそうです。母親の握ってくれた赤飯が忘れられない。また、この握り飯を忘れたくない。母がいなければ今の自分はない。そういう親への感謝が、その後の成功の根底にあるような気がすると話しておられました。

 子どもたちの中には、心が落ち着かない子がたくさん居ると思います。そしてたすけて欲しいと、何か信号を発しているのです。私たち大人は、子どもと真剣に真正面に向き合って、その気持ちを受け止めてあげないといけないのではないでしょうか。「こどもおぢばがえり」が終わった後も、教会の常時活動を通じて、子どもたちの丹精に取り組ませて頂きましょう。

 次に、先日の本部かなめ会で、「天理よろづ相談所憩の家病院」の理事長である横山一郎本部員先生よりお話がありました。

 結論から申しますと、「看護よふぼくを増やしましょう」ということです。

 現在、「憩の家病院」の来院者数は、多い日で2千5百人超に及ぶそうです。ちなみに天理市の人口は約7万人ですから、どれだけ信用のある病院であるかが分かると思います。

 その信用の基礎には、最先端医療や優秀な医師が揃っていること、事情部や世話部の細やかな世話取りがあることが挙げられます。そして実際に入院された患者さんが口を揃えて話されることは、看護師が素晴らしいということです。私もいろんな病院におたすけに行きますが、やはり憩の家病院の看護師さんは、ちょっと他と違い、信仰があるというか、優しさが感じられます。

 実は憩の家病院の看護師650名のうち、80%がよふぼくなんです。しかし現状では人材難で確保が難しい看護師を一人でも多く育成することが、とても重要であるということでした。

 もし高校生くらいまでで、看護師に憧れている子がいましたら、ぜひ天理看護学院にチャレンジするよう勧めて頂けたらと思います。一れつ会の扶育を願い出ることも可能ですし、卒業後は約3年間、憩の家病院に実際に勤務して、質の高い看護現場を経験して国々に帰ることもできます。

 子どもたちの丹精に天理看護学院への進学もご活用いただけたらと思います。

 北京ではいよいよオリンピックが開幕。私たちも親神様から金メダルを頂戴できるように、暑さに負けず頑張りましょう。

(文責・本島通信編集室)


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